選択しないという選択。
私たちは日々何かを選択して生きています。
朝起きた時今日の朝ごはんは何にしよう。服は何を着ようか。この色の服を着るなら靴はこれにしよう、などなど朝から選択の連続です。
一概に選択と言っても、服を選ぶような小さな選択から人生が大きく変わるような選択まで様々です。
さらにこれらを外的要因による選択肢と内的要因による選択肢の2つに分類することができます。
外的要因による選択肢:あなた以外の何かにより作り出された選択。
内的要因による選択肢:自分自身が作り出した選択。
外的要因による選択
例えば、、、あなたは上司だとします。あなたの部下が2つの代案を持ってきて、あなたに決定権があるとします。つまりあなたは部下が作った選択のどちらかを選ばなければいけないという状況に置かれています。これが外的要因による選択肢です。
内的要因による選択
例えば、、、寒くなってきたしマフラーを買おう。この色とこの色、どっちがいいかなぁ。
これが内的要因による選択肢です。
外的要因による選択はコントロールすることができません。
どちらかを選ばなくてはいけない状況に置かれています。
それに対して内的要因による選択肢はコントロールするすることができます。
どっちでもいいし、選ばなくてもいいんです。
日常の内的要因による選択肢はあなた次第で減らすことができる。
もしあなたが1着の服しか持っていなければ、「今日はどの服を着よう」などと考える必要はありません。つまり選択を減らすことができます。このような内的要因による小さな選択などはルーティーン化を図ることによって排除することができます。
どんな服を着るかという選択にエネルギーを使うくらいならもっと重要な結論を下す時のためにエネルギーを使った方が有益です。
選択って結構ストレスになったりするし、エネルギーを消費します。それに時間も。無限に全力で走り続けることができないように、無限に最適な選択をし続けるなんてことはできません。精細に欠いてしまいます。
まとめ
コントロールすることのできる内的要因による選択肢はなるべく排除しよう。
そうすることによって脳の活動を鈍化させるなど悪い影響を及ぼすストレスから少しでも逃れられることができる。
内的要因による選択を減らし脳のエネルギーを有効に使えば、重要な外的要因による選択に対して最善の手を思いつくことができる可能性が上がります。