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天才になりたい凡人によるブログです。

アメリカ人「英語と日本語話せるなんて凄いね」→全然凄くなかった件。

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英語のせいにしていた。

 
以前人類学の授業を取りました。人類学といってもアウストラロピテクスとかを学んだわけではなく、カルチャーなどにフォーカスを当てたものでした。教授はとても情熱的な人で、tedで調べたら出てくるような人でした。

 

クラスは40人ほど。留学生は僕を含めて4人でしたが僕以外の3人(ロシア人、中国人、韓国人)は小学生のころ親と一緒にアメリカに来たようでした。つまり同じ留学生と言っても英語は彼らの方が得意です。
 
そのためテストで悪い点数を取った時なんかは、正直英語のせいにしてた。他の生徒だって他の言語でテスト受けたらきついだろとか内心思っていました。
 
 
僕は勝手にアメリカ人は英語しか喋れないだろうと決めつけていたのです。
というのも、アメリカに来たばかりの頃変なジョークを携帯会社の定員に言われたからです。
 
 
定員「君は英語と日本語が話せるからバイリンガルだな!
僕   「サンキュー
定員「うちの嫁は3ヶ国語話せるんだ、何ていうか知ってるか?
僕 「トリリンガルだろ?
定員「その通りだ。それじゃあ1ヶ国語しか話せないのを何ていうか知ってるか?
僕 「いや〜わからないな、何ていうんだい?
定員「アメリカンさっ
定員と僕「hahahahahaha〜
 
これで大きな勘違いをしました。笑
 
 

 

実際アメリカ人は外国語を話せる。

 
 ある日の授業で教授が生徒に尋ねました。
「みんな何ヶ国語喋れるんだい?英語しか喋れない人手を挙げて。 えーっと3人ね。」
 
 
!!!え?3人しかいないの?みんなバイリンガルなの?と、もの凄く衝撃を受けましたがバイリンガルではなくトリリンガルも多く、1番多くの言語を操ることができる生徒は6ヶ国語話せると言っていました。
 
 
それもそのはず。アメリカは移民の国。多民族、多人種、多文化によって成り立っています。人種のサラダボウルなんて昔社会の授業で習いましたが、本当にその通りです。
 
例えばお父さんはイタリア人で、お母さんはフランス人だけどアメリカ育ち。とかになるとイタリア語、フランス語、英語と3ヶ国語話せたりします。何て羨ましいんだってなりがちですが、彼らも苦労したはずです。もちろんアドバンテージはありますが。
 
 

 現地の日本人の子供も苦労している。

 
例えば駐在員の父についてアメリカに来た日本人の小学生は、月〜金は現地の学校に通い、さらに日本語を忘れないように土日は現地の日本語学校に通うそうです。にわかには信じられない話ですが、日本語を忘れていってしまうらしい。
 
実際大学の友達で、小学校3年生からアメリカに来たけど日本語では自己紹介くらいしかできなくなってしまったという友達がいます。
 
つまり父親がイタリア人だからといって、絶対イタリア語が話せるというわけではないのです。
 
 

それでも羨ましいわ!

ハーフだろうが、若い頃に海外に行こうが言語の習得は難しいということがわかった今でも、そんな環境の人を羨ましく思います。言語のアドバンテージは凄まじいですからね。いろんな意味で。それに言語を習得することは並大抵のことではありませんから。
「英語は難しい」の記事はこちら
 

まとめ

 
アメリカ人は多言語を操ることのできる人が多い。(環境の影響が大きいが)
 
 
 
 
でも考えてみれば、僕もアメリカの大学に通っているので恵まれた環境です。
毎日を大切に生きて、たくさん学びたい。お父さんお母さんありがとう。
 
 
 
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