科学は宗教なんだ。そして疑似科学に騙されちゃいけない。
21世紀に生きる私たちは科学という名の宗教にどっぷり浸かっています。
宗教とはなんでしょうか?
宗教にも色々とありますが、簡潔に言うと神仏の教えを信じるということがベースになっています。
科学も同じ形です。
「このことは科学的に証明されています」とか言われると、科学教である私たちは、きちんと確認も取らずそれが正しいと思い込んでしまいがちです。これでは宗教を信仰しているのと変わりありませんよね。
そう、科学とは一種の宗教なのです。
そして科学的に根拠があるなどという嘘による主張のことを「疑似科学」や「似非科学」と呼びます。
例を見てみましょう。
ホメオパシーの理論は、ドイツの医師ハネーマンが確立したもので、「健康な人間に与えたら似た症状を引き起こすであろう物質を、その症状を持つ患者に極く僅か与えることにより、体の抵抗力を引き出し症状を軽減する」という理論です。
はいこれ何も科学的に立証されておりません。むしろ被害が出ているくらいです。
デトックス
体内の毒素を取り除くことによりダイエット効果があるというもの。これ言ってること本当にデタラメです。ちょっと調べればわかることなのに、調べないで信じる人が多いこと多いこと。
汗で毒素を排出するって言っても、焦って毒素の排出じゃなくて体温調節しているだけだし、毛穴の汚れや体内毒素もほとんど汗から排出されませんよ。
疑似科学はなぜ蔓延する?
まぁ他にも色々とあるんですけど、なんで疑似科学が蔓延してしまうのかというと、科学者の言うことに対して疑問を持たずに信じるからです。神さまが言うことだから正しいっていうのと変わりありません。
僕たちにできることは、「科学的根拠があります」という言葉だけですぐに信じてしまわないことです。本当にその科学的根拠とやらは正しいのか自分で軽く調べてみましょう。
そうそううまい話なんてないんだから。
武器としての書く技術 (中経出版)
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