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【書評3冊目】「人たらしの」ブラック交渉術

「人たらし」のブラック交渉術 ~思わずYESと言ってしまう魔法の話術~ (だいわ文庫)

【書評3冊目】は「人たらしの」ブラック交渉術です。どうも、ニック (@Nicholas11232) です。

 

〜目次〜

1章 相手の出鼻をくじく基礎知識

2章 敵を丸め込む会話のテクニック

3章 相手にとって、"なくてはならぬ人”になるコツ

4章 難しい相手とも円満に付き合うために

5章 優れた交渉者の持つ10の特徴

6章 どんな相手でも押し負けない「悪魔の交渉術」

おわりに

 

 

〜著者〜

心理学者。有限会社アンギルド代表。慶應義塾大学社会学研究科博士課程修了。ビジネス心理学の第一人者として、実践的な心理学の応用に力を注いでいる。自然を愛するナチュラリスト。どんな女性にもやさしいラディカル・フェミニスト

 amazonより引用

〜内容紹介〜

「ズルイ」方法=「賢い」方法だ!カリスマ心理学者が、相手に嫌われずに「要求を100%のませるワザ」を伝授。

amazonより引用

 

レビュー

大小はあれど、生活している以上私たちは日々交渉をしています。例えば朝ごはんを食べていて「醤油を取ってくれない?」というのも小さな交渉のうちの一つです。家族にこのようなを頼み承諾してもらうのは簡単ですが、社会の中で交渉するということは簡単ではありません。

「人たらしの」ブラック交渉術では、心理学者である筆者内藤誼人さんが、数多くの心理学の実験結果をもとに、いかに交渉を成功させるかを語っています。

そして、この本の根底にある意見はこちらの文に要約されています。

リチャード・フォスターは言う「ビジネスの世界では、道徳を踏み外した踏み外したことをしないかぎり『ズルイ』と言われるのは『賢い』ということと同義である」と。

 

 つまり、交渉を成功させるために心理学を『賢く』使う方法が書かれています。

 

例えば、、、

催眠言語方(Hypnotic Language)という心理学を使ったテクニックが紹介されています。

ホーガンによると、相手に「YES」を言わせたいときには、首をタテに振りながら質問すると、相手も「はい」と首をタテに振ってしまうというのである。

 

これを実際に友達に使ったら効果があり驚きました。笑

 

ただし、、、

内藤さんが書かれた本を読むと、なんだか泥臭さを感じます。僕はこのような文章が好きですが、もちろん嫌う人もいると思います。これはもう好き好きです。

 

最後に

確かにこの本に乗っている方法を使えば、交渉に強くなるでしょう。しかし、この本を読めばすぐに交渉に強くなるわけではありません。例えてみれれば、マジックの方法が書かれている本を読んだところですぐに上達することはなく、練習が必要ということです。

 

でも、とりあえず交渉が苦手な人は一読する価値あるかも。

ではまた〜

 

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