深く思考する方法。
言葉を知る
私たち人間は英語や日本語など、言語を操ることによって物事を思考しています。頭の中で、「〇〇はどうして〜なんだろう」とか。私も今文章を書きながら思考しています。
思考の深さは知っている語彙に比例する。
僕が知る限り、この人頭がいいなと思う方は全員語彙力がかなり高い。
語彙力が乏しいと思考してもある一定のところで言葉で表現できなくなり、それ以上の深い思考へと繋がりません。なんとなく考えはあるのに言葉で表現できずもやもやする状況です。ピンとくる語彙が脳にストックされていないためそこで思考がストップします。
英語で考えてみてください。
英語が日本語のように扱える人なら別ですが、大抵の人はそんなに英語を扱えませんよね。
頭の中で英語だけを使い思考してみるとよくわかります。
英語のボキャブラリーが日本語に比べて圧倒的に少ないし、簡単な文法しか使えないため浅い思考しかできないはずです。細かいニュアンスまで表現することなんてまず不可能。
言ってしまえば幼稚園児みたいな感じ。僕は日本語で考えることを一切停止し、一日中英語で物事を考えたりするとバカになった気分になります笑 童心に帰れるというメリットはありますけど笑
どのように語彙力を鍛え、思考力を鍛えるか。
よく言われることですが本を読むことです。本をたくさん読めば知らず知らずのうちに語彙が脳にストックされていきます。そしてその語彙を脳の中でいいから使ってみる。最初は別に誰かに対して実際に使う必要はありません。自分の思考力を高めるためなんだから、自分の中でやっておけばokです。そのうち人に対しても使えるように自然となります。
ちなみに例文の付いている辞典などを使って語彙を暗記した方が効率いいけど、そんなのつまんなくて僕なら5秒で寝ちゃいます笑
考えを文字に起こしてみる。
思考を具体的にするために考えを文字にちゃんと起こしてみるのも大切です。頭の中では都合のいいように補正してたりもするので、実際に文字に起こしてみると「あれ?」ってなるし、それを直していくことによって深い思考ができます。
また、記録として残しておけば後から見返して昔の自分との考えの違いに気がつけます。僕がこのブログをやっている理由の一つがこれです。
ちなみにアメリカではエッセイを書く前にアウトラインの書き方を学びます。これは中高だけでなく、大学の授業でも重要視されています。エッセイを書く前にそのアウトラインを書くことによって何を書くのか明確にするのです。言い換えれば、思考を明確にし文字に起こすため作業。
アウトラインなしでエッセイを書いたことがある人はわかると思いますが、そのエッセイを後から読んでみると一貫性のなさに驚きます。それだけ思考はふわふわしているということです。
まとめ
- 本を読み新しい語彙をインプットする。
- 自分の中で新しい語彙を使ってみる。
- 思考を具体化させるために紙に書きおこす。
- 人に対して使えるようになる。
この繰り返しで深く思考できるようになります。