怒ってくれる人がいる状況は良くなかったりする。
歳を重ねると本気で怒ってくれる人が少なくなる。怒ってくれる人は大事だ。
これは確かに正しい。しかしいつまでも怒ってもらっているようではいけない。
怒られる状態というのは自分が間違っているときだ。
真剣に怒ってくれる人は自分の間違いを気づかせてくれる。
もし怒らなかった場合、言われている側の人間は間違いに気がつかない。または気がついても直さない。
つまり怒るという行動によっていかにそれが間違っているかを相手に瞬時に理解させ、さらに正してあげることができる。
正しい怒りの使い方。
怒りという感情を意思表示として使い、相手を変えるのに対して、間違ったことを正しいと思ってやっている人を言葉だけで変えるのは難しい。
言葉ではなかなか響かないんです。真剣に話しても相手は上の空。簡単に言えばどっかで舐めているところがあるのかもしれません。
従って、このような相手には怒るという手段を使うことによって理解させるのが正しいのかもしれません。
怒る方も大変。
怒るってエネルギー使います。あなたを正しい道へと連れて行ってくれようとしている人に対し、毎回そんな迷惑をかけていたらそのうち気にしてもらえなくなってしまいますよ。
一段階上の人には怒る必要などない。
しかし、もう一段階上の人、言われたらその言葉を真摯に受けとることができる人に対しては怒る必要がありません。このような人たちは怒られずとも、伝えたあげれば真摯に受け止め、脳みそを回転させます。
その結果間違いに気がつき改善することができます。
人だから我々は間違い偏った思想を持ってしまう時がありますが、それにいかに気づきそして直していけるのかが重要となります。
まとめ
私たちにとって大切なのは
『歳を重ねても怒ってくれる人ではなく、間違っていることを伝えてくれる人と、それを真摯に受け入れることのできる器』
です。